コラム

大手企業からセカンドキャリアを決意した訳とは?難易度の高い50代の転職を、本気で実現させた「社会貢献」への想い

  • 転職成功者の声

コロナウイルス感染拡大の影響もある中、
ワクティブを利用し難易度が高いと言われる50代での転職を成功させた小松(仮名)さん。
50代でセカンドキャリアを意識し始めたきっかけや、
転職時の具体的な体験談から現在のお仕事、
ワクティブを利用した背景について語っていただきました。

■小松さん(インタビュイー)

大手飲料メーカー勤務の後、管理職定年のタイミングで早期退職制度を利用してセカンドキャリアを歩む。

現在は非営利法人にて農畜産業従事者の経営のサポートや支援の取組に従事。

 

 

■目次

・小松さんの転職までのご経歴と現職のお仕事について

・セカンドキャリアを意識したきっかけとワクティブとの出会い

・57歳で一発奮起!大企業からのセカンドキャリアを歩みだすまでの道のり

・ミドル層に特化した転職エージェント、ワクティブを利用するメリットとは

 

■小松さんの転職までのご経歴と現職のお仕事について

 

インタビュアー:本日はよろしくお願いします。まずは、小松様のご経歴を教えていただけますか?

 

小松さん:こちらこそよろしくお願いします。私は少し変わったキャリアを歩んできました。

1980年代後半のいわゆるバブル期に新卒で大手飲料メーカーに就職し、2020年9月に退職するまで、グループ会社への出向経験はありますが、30年以上、一社に勤めてきました。

飲料メーカーでは、法人向け営業を数年間年経験した後に不動産開発事業その他企業不動産に係わる業務を30年間弱、経験してきました。

 

インタビュアー:確かに飲料メーカーで、不動産開発事業に所属されているのは珍しいキャリアですね。

一般的には、飲料メーカーからは想像できない部門です。

飲料メーカーの不動産開発というと、どのような業務内容なのでしょうか?

 

小松さん:老舗の大手メーカーということもあり、大規模は製造工場、中規模は物流倉庫、小規模では社宅・独単身寮・厚生寮という具合に、全国各地にさまざまな自社の不動産を所有しています。

中長期的な市場構造や社会情勢の変化に伴い、これらの不動産が遊休化してしまった跡地に、それぞれの立地特性に応じた開発事業、例えば、工場跡地に大規模ショッピングセンターやそれを取り囲む高層分譲住宅などの複合面開発を行ったり、ターミナル駅前には賃貸用オフィスビル、外国人駐在員が好んで居住する立地には高級戸建賃貸住宅を開発するなど、様々な賃貸事業を行ってきました。

また、開発した不動産の運営管理業務や、グループ会社不動産の売買、賃貸借に係る不動産関連法務にも長い間携わっていました。

 

転職までのご経歴と現職のお仕事

 

インタビュアー:そこからワクティブを通して、現職の非営利団体に50代でご転職されたのですね。

現職の業務内容もお伺いしてよろしいでしょうか。

 

小松さん:現職の非営利団体では、畜産農家さんの経営サポートをはじめ些細な困りごとの相談を受ける支援業務を行っています。

イメージしやすい例ですと、家畜伝染病により被害を受けた畜産農家さんに、自団体が運営している経営再建保険を通じた支援活動や国から受託している補助事業の取組を通じて経営再建に向けてのお手伝いを行ったり、台風などの自然災害への対策支援事業を行っています。

 

インタビュアー:丁寧なご説明ありがとうございます、畜産農家さん向けの経営支援活動のようですね。

業務の中で、特に大変だなと感じることなどあれば教えていただけますか?

 

小松さん:実際の仕事を通して気付いたことですが、畜産農家さんは、まだまだ電話やFAXがメインのコミュニケーションツールであることが多く、こちらが業務に不慣れであることもあり、電話応答に時間がかかってしまい、想定外に苦労することがしばしばあります。

メールであれば記録も残り、後からの確認もできますが電話での応答で誤った説明をしてしまい、後から訂正しようと思っても電話応答を重ねているうちに、相手方を混同してしまうケースも発生しています。

 

インタビュアー:それはとても大変ですね。

前職とは働き方も大きく異なるかと思いますが、実際に転職してみてのご感想があれば教えていただけますでしょうか?

 

小松さん:キャリアチェンジという前向きな判断は間違っていなかったと思います。

今携わっている業務はいわゆる企業利益に直結するものではありませんが、畜産農家さんへのお役立ちを通じて国民の主たる食生活に貢献できているという実感があり、非常に満足しています。畜産農家さんとのコミュニケーションが昭和の時代のツールに依拠しているため現状はリモートワークに馴染みにくく、毎日事務所に出社して電話対応や書類作成の業務で忙しくしています。

これまで経験していた大企業のITテクノロジーをベースとするスマートな働き方とは一味違う、新鮮な経験ができていると感じています。

 

インタビュアー:大変な部分はもちろんあるけれども、転職の満足度はかなり高いということですね。

小松さんが転職の軸で大切にされていた「社会貢献」は飲料メーカーに在籍していた頃からやりたいと感じていたのですか?

 

小松さん:飲料メーカーで携わってきた、立地特性に応じた不動作開発事業は、まさに地域貢献、社会貢献の要素を色濃く持っていると言えます。一方で、民間営利企業としての売上や利益を目指す取組みも不可欠であります。そういった民間営利企業としての取組は十分にやり尽くした感があり、次は企業利益から一歩離れた立ち位置で「社会貢献」ができる仕事をしてみたいと考えていました。もちろん民間企業で利益をあげることも社会の役に立っているのですが、キャリアチェンジにおいては、民間私企業としての利益獲得から離れた観点で、より直接的に、社会貢献を感じられる経験をしたいと考えていました。

 

 

■セカンドキャリアを意識したきっかけとワクティブとの出会い

セカンドキャリア_ワクティブ

 

 

インタビュアー:先ほどお伺いしたように、小松さんは長年にわたり不動産開発事業に携わるという大手飲料メーカーでは珍しいキャリアをお持ちだなと感じます。何か大手企業から転職のきっかけは何かあったのでしょうか?

 

小松さん:先ほどの話と少し重複する部分があるのですが、不動産開発事業を始めとする不動産関連の業務を十分やり尽くせたなと感じていることが大きな理由です。また、会社の方針として不動産関連分野は縮小傾向になってしまい、その結果これまで担当してきた不動産管理の仕事も業務量として少なくなってきたことも理由の一つです。

 

インタビュアー:そうだったのですね。それはこれまで手塩にかけてきた仕事が手元を離れていくような寂しさがありますね。

 

小松さん:おっしゃる通りです。そういった経緯も踏まえた上で、飲料メーカーには30年以上勤めて十分に活躍フィールドを駆け抜けたことから、セカンドキャリアとしては、事業利益の観点に関係のない非営利団体で、社会貢献業務をしてみたいと感じるようになりました。さらに、人生100年時代が叫ばれる中、50代であればまだまだチャンスはあるなと思い、本気で転職を決意しました。

 

インタビュアー:セカンドキャリアに対する熱い想いをお持ちだったのですね。そこからどのようにワクティブをお知りになったのですか?

 

小松さん:転職を決意してから、まずは大手転職サイトに登録しました。その転職サイトを通じて、ミドル層転職に特化したワクティブから当方に関心を寄せていただき、会員登録いたしました。

 

 

■57歳で一発奮起!大企業からのセカンドキャリアを歩みだすまでの道のり

大手企業_セカンドキャリア_道のり

インタビュアー:セカンドキャリアというと、ご家族がどういった反応を示すか気にされる方も多いと思います。小松さんが50代で転職したいと伝えたとき、ご家族はどのような反応でしたか?

 

小松さん:実は、転職活動を始めてから家族には事後報告しました。すごくびっくりされてしまいましたが、きちんとこれまで同様に働いてくれるのであれば応援するよと背中を押してくれました。

 

インタビュアー:大企業の管理職から非営利団体への転職は給料も大きく変わるので、ご家族からどのような反応も様々であるのが実情です。50代でのセカンドキャリアに向けた転職活動はいかがでしたか?

 

小松さん:コロナウイルス感染拡大の影響もあり、思うように転職活動は進みませんでした。特に緊急事態宣言後は、採用活動が目に見えて動きが鈍くなりました。一次面接はオンラインで画面越しのやり取りとなり、面接官の表情から心情が読み取りにくかったり、自分自身の人柄を伝えることに苦労しました。また、50代後半という年齢が理由で書類選考落ちすることも多く、先に転職に取り組んでいた者から50代の転職活動は厳しい旨の情報を聞いてはいましたが、その通りに厳しい状況でした。結果的に2社から内定をいただけて、本当によかったです。面白いもので、内定が出始めたタイミングで、他社からも書類選考通過や一次面接通過の連絡をいただくことが多くなり、途中で折れることなく転職活動に取り組んでいて報われたと感じました。

 

インタビュアー:内定先は2社もあったのですね。それらの2社はどのような会社だったのですか?

 

小松さん:一社は非営利団体で、他方は脱炭素系エネルギー企業で内定をいただきました。

 

インタビュアー:エネルギー系企業は管理職とのことで、待遇もいいかと思いますが、非営利団体を内定先に選んだ決め手はなにかあったのでしょうか?

 

小松さん:転職活動を始めたときからご縁を重視したいとして、最初に内定をいただいた会社にいくと決めていました。ただ、非営利団体へ内定・入社受諾連絡をした直後に、他方のエネルギー系企業から熱心なオファーを受けましたので相当悩んだのも事実です。ただ、そのタイミングでワクティブの担当エージェントさんがとても親身に相談に乗ってくださったので、結果として非営利団体に決定することができました。

 

 

■ミドル層に特化した転職エージェント、ワクティブを利用するメリットとは

 

インタビュアー:求人応募や内定先を決める際など、さまざまなシーンでワクティブに相談されたということですね。小松さんから見たワクティブを利用するメリットとはどのような点でしょうか?

 

小松さん:ワクティブは40代50代のミドル層転職に特化しています。そのため、転職者とマッチング度合いの高い、質の良い求人をご提案いただけたのは魅力的でした。担当のエージェントさんがマンツーマンでどんな相談にも乗ってくれて、きめ細やかなサポートがあったことも非常に助かりました。複数の転職サイトに登録していたこともあり、大量の求人を提案されました。しかし年齢を理由に多くの企業から書類段階で落とされていた背景もあり、無駄な応募が多くなっていたと思います。その点、ワクティブは、求人情報が厳選されていたので、そういった無駄がありませんでした。

ミドル層特化_転職エージェント

インタビュアー:ワクティブはフォロー体制が整っており、提案される求人情報の精度が高かった、ということですね。

 

小松さん:そうですね。あと、ワクティブの求人情報は、「こんな仕事は取り組んだことがないが、是非トライしてみたい!」という思いに駆られ、セカンドキャリアの視野を広げることにも役に立ちました。例えば、外国人高度人材と日本企業とを繋ぐ会社のご紹介をいただいたのですが、ワールドワイドな事業展開や中長期的な移民の受け入れを視野に置く場合、日本人の採用だけに注力する時代ではなくなっていること、そして、高度外国人人材の活躍の場を広げることは、一つの社会貢献であり、また国際貢献でもあることを感じました

 

インタビュアー:求人情報の幅の広さもワクティブを利用するメリットのひとつということですね。

 

小松さん:そうですね、50代の転職は様々な障壁がありますが質の高い求人と精度の高いマッチング、そしてフォロー体制がしっかりしているので安心して転職活動が出来ました。

 

インタビュアー:小松さん、本日はセカンドキャリアへの挑戦の背景や、現在のお仕事のやりがいなど様々お話いただきましてありがとうございました。